0311 GEN6アイアンの比較

PXGアイアンはその初期モデルからゴルフ業界最薄のフェースを搭載し続けてきましたが、GEN6になってフェースがさらに薄くなりました。高強度のHT1770マレージング鋼を使用した部分肉厚超極薄フェースは、厚さわずか0.050インチ（約1.27mm）で、前モデルと比べて15%薄くなっています。PXG独自のXCOR2テクノロジーと組み合わせることで、GEN6アイアンはPXG史上最高の反発係数（COR）を実現。飛距離、やさしさだけでなく、打感と打音も向上しました。

長年の研究開発の結果であるXCOR2は、PXGが誇る革命的なポリマーコア素材です。非常に軽量なXCOR2素材によってコア部分を軽量化したことで、重量をより低く、ヘッド背面部のペリメーター近くに配置することが可能となり、慣性モーメントを劇的に向上しています。PXGの部分肉厚超極薄フェーステクノロジーとXCOR2を組み合わせることで、反発係数を増加させ、フェースのたわみを最大化し、ボールの高初速を実現しました。

パワーチャンネルテクノロジーはフェース内面に作られた独自のU字形状の溝で、これによりフェースのたわみ、とくにフェース上部のたわみが大きくなります。この溝によってフェースがたわむことで、エネルギーをボールに効果的に伝えるため、打ち出し角、軌道、ボールスピードのすべてが向上します。

8620ソフトカーボンスチールを5回にわたって鍛造することで、一本一本のアイアンを製造しています。この工程でグレインストラクチャーが密になるため、強度が向上し、グルーブ（溝）の寿命が長くなり、かつ全般的な使い心地および見た目も向上しています。

全てのアイアンのバックフェースはミーリング加工で高精度に加工されており、フォージド製法単独で得られる壁の厚みより薄くできるため、高いパフォーマンスを生み出すボディ設計とさらに美しいルックスを実現します。